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2017

David Bowie Blackstar Cover Design

— Jonathan Barnbrook

グランプリ


 

Jonathan Barnbrook
LP&CDデザイン「David Bowie Blackstar Cover Design」でグランプリを受賞。

2003年のアルバム『ヒーザン』以降にリリースした楽曲のすべてで、ボウイと密接なコラボレーションを行ってきたが、今回のデザインでは、歌詞のテーマや曲の雰囲気をなぞり、歌を直接的に解釈するというよりも曲の“情緒的”な印象を表現している。最大の特徴は、黒の背景に黒のグラフィックとテキストを載せたことである。『Blackstar』のタイトルを入れる代わりに、unicode文字の“★”を使用。これは、目を引くだけでなくウェブやiTunes、電子メールなどのさまざまな技術でも同じように見える、洗練されたタイトルをこのアルバムに付けるためである。またアルバムのリリース前後に彼のファンが簡単にシェアできることも意図して作成した。
CD、ビニール製のアルバムカバー、デジタルシングルのデザイン、テレビ広告、ビルボードのすべてを、非常にミニマルなスタイルで網羅した。画像もテキストもなく、あるのはただ黒い星と、その下にある“bowie”の文字を綴った、壊れた黒い星である。5個の異なる星を使っているが、それぞれの星にはこのアルバムを想起させる異なる意味を付している。
ボウイへの哀悼の意を表し、ファンがこのアルバムのグラフィックを使用して彼を偲ぶことができるよう、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで専用ウェブサイトでリリースした。(www.bowieblackstar.net


ジョナサン・バーンブルック
英国で最も著名なデザインスタジオの1つ。彼らは2000年からデヴィッド・ボウイの主要なデザイナーであり、「ヒーザン」のデザインから、ボウイが亡くなる2日前にリリースしたアルバム「Blackstar」の最後のデザインまでのアルバムを担当した。タイポグラフィでは、Prozac、Mason、Exocet、Bastardといった変わった名前の、先駆的でユビキタスな書体で有名である。またウォール街占拠運動やアドバスターズなどの活動家とのコラボでも知られ、バンクシーとも彼が昨年に敢行したばかりの「ディズマランド」ショーでコラボを果たしている。日本では2003年に六本木ヒルズや森アーツセンターのアイデンティティの制作を行った。彼らのグラフィックデザインへの貢献は、2005年のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)および2007年のロンドンのデザイン・ミュージアムでの主要な個展によって広く紹介された。