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2018

Shonky: The Aesthetics of Awkwardness

— Fraser Muggeridge studio

ブックデザイン賞


 

Shonky: The Aesthetics of Awkwardness」ブック
ヘイワード・ツーリングが開催する2017年キュレトリアル・オープン優勝者のアーティスト、ジョン・ウォルターがキュレーターを務めたグループ展のカタログ。中のテキストはすべて中央揃えで組版し、パラメトリックに作成され、14種類の読みにくい書体が使われている。ワードスペース、行の長さ、行間は、全体を読み取ることができるように慎重に考慮され、マクロ・タイポグラフィの役割の重要性が強調されている。カタログはフルカラー印刷で、蛍光色インクを使用。すべてのページに、文字の断片をスポットグロス加工したものを重ねている。印刷が済んだ製本前の用紙には、そのスポットグロスで“Shonky”という単語を綴り、展示デザインにも使用した。


Fraser Muggeridge studio
ロンドンを拠点とするグラフィックデザイン会社。アーティストブックや展覧会のカタログ、ポスター、マーケティング素材、展覧会、ウェブサイトといった幅広いフォーマットを手がけている。自らの特徴的なスタイルを打ち出すことよりも、アーティストやライターのコンテンツに合わせてデザインすることを大切にしている。画像とテキストが持つそれ自体の意図とインパクトを維持することで、各プロジェクトにおいて重要な役割を果たすタイポグラフィやレターフォームにアプローチし、その作品をしっかり理解しつつ、巧みに魅力を増したオブジェクトに仕上げていく。
Fraser Muggeridgeは、自らが立ち上げた、新卒者やプロのための1週間のタイポグラフィー・プログラム、Typography Summer Schoolの講師も務めている。このプログラムは2010年からロンドンで開催しており、2013年からはニューヨークでも開催している。2003年からレディング大学MAブックデザインコースの客員講師を、2011年からロンドンのキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツでもBAグラフィックデザインの2年次の客員講師を務めている。
http://pleasedonotbend.co.uk/