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2018

エイドリアンーよむきくをまぜる試み

— 中村至男

RGB賞


 

「エイドリアンーよむきくをまぜる試み」映像作品

この映像は、“読む”と“聞く”を限りなく混ぜる試みです。
人間は人の話を聞くとき無意識に、相手の口の動きを頻繁に見ているそうです。読唇術なんて技もあるくらいだから、口の動きを見ることが、聞くことを助けているのは体感的にも腑に落ちます。そこで、もしリアルタイムで口に文字(表音文字)をはりつけたら、読むような聞くような読むような‥、高速で発音される文字を、ぱかすか読めて聞ける面白い状態ができるのではないか、あわよくばもっと予期せぬ効果を作り出せるのではないかと試していきました。
今回、このトライアルで受賞できたことを、本当に光栄に面白く感じております。出演していただいた、松井康彰さん、森田夏子さん、そしてエイドリアン! 撮影・編集で仕上げてくださった大内裕史さん、技術的な相談に乗っていただき指南していただいた石川将也さん、鈴野浩一さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。


中村至男
川崎市生まれ。日本大学藝術学部卒業、同年CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社。1997年よりフリーランス。主な仕事に、21_21 DESIGN SIGHT「単位展」、銀座メゾンエルメスのウインドウディスプレイ、松山市立子規記念博物館、日本科学未来館、雑誌『広告批評』(1999年)、アートユニット「明和電機」のグラフィックデザイン、佐藤雅彦氏とのプロジェクトに、PlayStation「I.Q」など。著書に、絵本『どっとこどうぶつえん』(福音館書店)、『勝手に広告』(佐藤雅彦と共著・マガジンハウス)、『明和電機の広告デザイン』(土佐信道と共著・NTT出版)、『7:14』など。『どっとこどうぶつえん』で、ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞。2018年 第20回亀倉雄策賞受賞。
http://www.nakamuranorio.com/